夏の鯨

山の楽しさを発信。ご近所山の高尾山情報、関東周辺の山々の写真メインの登山記録、山にまつわるあれこれをお届けします。

唐松岳

夏山(・∀・)の季節がやって来ました!

北アルプス・後立山連峰・唐松岳を歩いてきました。
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↑八方尾根から望む白馬連峰↑


今回の山歩きを計画したとき、「前は真っ白だったからな〜今度こそ、リベンジだ!」という気持ちがあったんです。でも歩き終えてこの南蛮渡来の「リベンジ」は自分の山歩きにはまったくふさわしくないことがわかりました。

そう、山歩きは戦いではなく敵討ちでもなく・・・延々と続く尾根道のようにずっと続く「物語」なのだと気づいたのです。次に来たら雨かもしれません。強風で身動きとれないかもしれません。でもそれは「その次」に続く物語のはじまりです。正直、晴天がうれしいです。安全だし、展望はあるし。やったぜ感もばっちり。

でも今回の感動は前回の何にも見えなかったあの山歩きがなかったら決して味わえない感動だったかもと思うとひとつひとつがとても大事なことに思えます。今年は変な天候続きで遠征してもがっかりされている方も多いかもしれません。でも続く「物語」のものすごく大事なネタがその山行に仕込まれているのかも。前向きすぎでしょうか?

でも今回の山歩きはここまでに超ポジティブになれるほど劇的でした(・∀・)ありがとう。




白馬駅についてもうがっかり肩を落とします 真っ白 リフトも真っ白 八方尾根も真っ白 池もどこにあるのか解りません 仕方ないので、高山病回避の為にやると決めていたヨガにヒントを得た「息を吐ききって吸う、息を吐ききって吸う」を実践することに集中 何も見えないのでカメラも出番なしとっとと歩きます ふーふーふーすー
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それでもダケカンバの林にさしかかって美しさにうなります。真っ白だった前もここでは癒されました。
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予報では白馬の午後は晴れ+富山と岐阜は朝から晴れだったので山頂から何か見えるかもと一縷の望みを残していました。進むにつれだんだんと明るくなってきてちょっとうきうきしていたら下りの親切な方が「上は晴れてます」と励ましてくれました (・∀・)YES! 

↓この雲のなかをずっと歩いていたのです。そして樹林帯を抜けると白馬連峰が一気に目の前に 涙も鼻水も止まりません 泣(T_T)泣(写真:一番上)
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ちょっと進むと五竜の分厚い胸板が!「Hey!Mickey!」(※注1)
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きっと同じ気持ちの旅人に続きます
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そして唐松岳山頂 興奮しすぎて写真が斜めってます(・∀・)剣岳の勇姿(※注2)
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心静かに下山 またあの雲のなかに戻ります 気がつくと前はあんなに苦しんだ高山病が出ませんでした 晴天も展望もうれしかったけれどこの「高山病回避」はすごくうれしかったです 3000m級の泊まりをあきらめかけてました 真っ白でカメラを忘れてさっさと歩いたのがよかったのか? うつむくと気道が狭くなるので高山病に陥りやすいんだそうですね・・・だとしたらあの「真っ白」様々ですよ(・∀・)
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※旅のはじまりはムーンライト信州で 100均で買ったエアー枕で寝台車並に爆睡 ※山の後はもちろん温泉 今回は八方温泉「第一郷の湯」大好きなアルカリ泉、湯上がりはローソンで豆乳、その後は「八方美人」で塩ラーメン 

(※注1:鈴木みきさんの「山小屋で会いましょう!」P31参照 みきさんのファンです。みきさんが出会った景色に自分も出会ったら「Hey!Mickey!」と心の中でつぶやくのがお約束)
(※注2:龍安寺の石庭は雲海に浮かぶ山を表現しているという説があるそうです 今回の山頂からの風景はまさにそんな風景 そして石庭を造ったヒトは装備もほとんどなかった昔にこの飛騨山脈のどこかの山に登っているにちがいないと思うとなんだかうれしくなってしまいました)


【手ぬぐい自慢】
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上)「岳人」手ぬぐい 詩は昔の流行歌みたいですね 裏真っ白の機械プリントですが、大好きな後立山連峰の山々に秒殺されました リフトの一番下の売店で買えます 下)何と!唐松岳山頂山荘に手ぬぐい登場!(去年はなかったぜ)とぼけた雷鳥がいかしてます

※約半年ぶりのブログです 気が向いたらまた続けます(・∀・)のんびりのんびり